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へたのよこずき

私の履歴書 その2

さてキックボクシング熱もそう長くは続かず、いつしか忘れていき、私は近江八幡市立八
幡中学校に進学する。

中学になれば部活動という新しい世界が広がる。
私はその活動の場として剣道部を思い描いていた。
あの恰好にあこがれてたのかもしれぬ。

が、実際に入ったのは柔道部だった。
一年先輩で同じ町内のHさんがいたからかもしれない。
プロレスは好きだったが、特に柔道が好きだったわけではない。

しかしやり始めたらこれが面白い。
中学入学時145㎝程度の身長で大きくはなかったが、2年生や3年生の先輩に投げられる
ことさえ楽しかった。
他の小学校からの同級生部員10名ほどで仲良くやっていた。

ところがその年の途中からスポ根ドラマの金字塔「柔道一直線」が始まる。

「あしたのジョー」や「巨人の星」で日本の少年たちの心をつかんだ梶原一騎氏原作のテ
レビドラマだった。
それからがさぁ大変、テレビに感化されたヤツらが入ってくる入ってくる。
一時は一年生だけで30名近くに膨れ上がった。

仲間が増えることは嬉しい反面、団体戦5人の枠をめぐる争いは激しさを増す。
えらいこっちゃ。

一年生の中では図抜けた強さのH川君は文句なし、同じ町内のH田君、H井君がこれに
続き、残りの2枠を私とK君が同着くらいで滑り込んだ。
(テレビに感化されて入部した者は次第に減っていき、最終的には元の10人ほどに戻った)

とはいうものの、私には「決め手」がなかった。
柔道初心者ならほとんどの人間がこれから教わるだろう背負い投げ。
これをメインに組み立てていたが、足腰の弱い私には向かなかったのか、ほとんど実戦で
日の目を見ることはなかった。

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