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私の履歴書 その23

さて滋賀県に拠点を得た私は、日々練習に励んだ。
私が入会した時点では、すでに当時高校生のヤスユキが空手着に身を包んで汗を流して
いた。(その後、少しして春野、紹も入ってくる)

ジムの水は私には合っていたようだ。
仕事がそう忙しくないこともあり、ほとんど毎日かよった。
今まではジムに在籍してても、中途半端だったが、ここではかなり頑張った。

こんなことはまったくの自己満足にすぎないが、私なりの理由付けがあった。
離婚して妻の方に残ったふたりの息子への贖罪のつもりだった。

まともな親でなかった。
せめて好きなことの中で苦しさを味わうことを自らに課そうと思った。
繰り返し言うが、完全な自己満足だ。
お門違いも甚だしい。
だが偽らざる、当時の私の気持ちだった。

関西でいくつかのアマ試合をこなしながらも、本格的リングでの試合にはこっちでは恵ま
れなかった。
K-U主催のアマ大会ならプロ用リングであったが、そのために高い交通費を払う気にも
なれず、関西での試合に甘んじていた。

しかし、どういう風の吹きまわしか、一度東京でやってみようという気になった。
だが当時の参加資格は、アマでも39歳までの年齢制限があった。(私は46歳だった)
会長に相談すると「来年も出られるように38で出ましょう!」ということになった。
(エエんかいな、こんなこと書いて・・・)

これが私の人生を大きく変える第一歩になるとは、その時は知る由もなかった。

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