2014年9月

大丈夫かいな

春野の試合が迫ってきた。

次の日曜、10月5日に大阪市立市民交流センターにて開催される「競蹴拳」である。

 

春野自身にはなんの問題もない。

順調に調整が進んでいる。

しかし、私にはなんだか試合が近いという実感がないのである。

 

というのは試合に関する情報が一切入ってこない。

相手選手が変更されたのだが、変更後の所属ジムや選手名なども聞いてない。

もちろん春野自身はわかっているが、主催者と春野がもともと親しいこともあって、直接ふたりがやりとりしている

ようである。

 

対戦相手情報だけでなく、計量日時の通知や、当日のセコンドの人数もわからず、セコンド申請の必要性があるのか

どうかもわからない。

契約書もない。

ポスターに興行開始時間も書いてない。

どうすりゃええんだ。

 

キック界においてもないがしろにされている、我が恥をさらすつもりで実態を書いてみました。

痛たた><

我がDropoutには、西側の壁部分に三つの窓がある。

縦1m弱、横2m弱に2枚のスライド式サッシがはめ込んである。

 

三つあるうちの真ん中は、リングのすぐ脇にある。

これが今まで三回割れた。

網状にクロスしたワイヤーが入った分厚いヤツである。

ロープからガラス面まで20㎝あるかないかなので、スパーリング時などには、ガラス面に選手の体が接触することがよ

くある。

「接触」という穏やかな表現で済めばいいが、「激突」とはいかないまでも、それに近い場合に無残なヒビが走るので

ある。

 

過去二回はガラス屋さんに来てもらって入れ替えた。

最初のときは、(1万円くらいかいな・・)と思いながら、ネットでガラス屋さんを調べていくつか値段を訊いた。

 

甘かった。

5軒くらい訊いたが、一番安いところで確か3万6千円、高いところは4万弱だったと記憶している。

当然3万6千円のところにお願いした。

これが三年ほど前だったか。

 

一年ほど前、同じガラスが割れて、二度目の交換。

それからは、百姓Aからもらった、スポンジ状の緩衝剤を数本貼っておいた。

これは一定の効果が見られたようだが、冬期の暖房による結露からか、中央部分から下の緩衝剤2本がはがれていて

そのままにしておいた。

 

これが悪かったか、ふた月ほど前にある人がぶつかり、下半分に大きくヒビが入った。

こうなれば時間の問題だろうな、と思いながらも行けるとこまで行こうと、今度は同じく百姓からもらった、発砲スチ

ロールを堅くしたようなものを下半分に貼ってごまかしていた。

 

その後、その上部にヒビが入りかなりヤバくなってきた。

また4万円は避けたい。

そこで、残るふたつからの無事な一枚を入れ替えることにした。

昨日、西尾に手伝ってもらって無事入れ替えが完了。

もう同じ轍は踏まない、とすぐに同じ堅い緩衝剤(?)を貼りつけた。

 

それから20分ほどのこと。

ヤスユキとどん冷えがスパーリングをしていて、どん冷えが窓側に押し込まれた。

「ピキッ」という不吉な音がした。

恐るおそる見てみると、下の方に小さなヒビ。

Oh,my god !!

 

厚さ3㎝ほどの、柔らかくない”緩衝剤”はどん冷えの体重をそのままガラス面に伝えただけのようであった。

むしろ3㎝がなかったら、どん冷えの体重はガラス面にそれほど伝わらなかったかもしれない。

 

次の4万円はなんとしても避けたい。

 

 

 

 

 

日本人には

日立製作所が日本型給与体系の典型とされる、年功序列賃金体系を廃止する方向だという。

私も若い頃は(年功序列なんて・・)と生意気にも思ってた。

自身のダメ人間ぶりを顧みずに!

 

でも戦後の焼け野原から、奇跡的に立ち直った日本には、結果的に年功序列制があっていたのだろうと思う。

日立にとどまらず、いわゆる成果主義に基ずく賃金体系に移行する日本企業は多い。

企業が一国で収まる時代ではないから、それもしょうがないかとも思う。

 

年功序列か実力主義のどちらが優れているか、よくわからない。

しかし、日本人に欧米並みの熾烈な実力主義が合ってるとは到底思えない。

少なくとも今のこの国の教育体制が続く限りは。

 

「出る杭は打たれる」とか「キジも鳴かずば撃たれまい」とか、足並みを乱すことを戒める言い回しはこの国にはとて

も多い。

小学校から、生徒は先生の言うことを黙って聴き、授業中は静まり返る。

質問をする生徒は相当の度胸が必要だ。

言いたいことを胸にしまっておくことはこの国の美徳のひとつだ。(←もちろん皮肉です)

しかも近頃では、嘘かまことか、徒競走でみんな仲良くゴールインとか白雪姫が何人もいる学芸会があるとも聞く。

こんな教育を十数年受ければ、人を押しのけて前に出る人間がはたして何%出てくるか。

 

それでなくとも、もともとが「和を持って尊しとなす」というDNAを持つ民族だ。

温室教育から、熾烈な実力社会に放り込まれる若者はたまったものではない。

教育と実社会のかい離をどう埋めていく。

 

 

 

 

ブックレビュー

Book offの108円コーナーで衝動買いしてしまった。(108円で衝動買いって言うかな?)

「住んでみたドイツ 8勝2敗で日本の勝ち」(川口マーン恵美著 講談社+α新書刊)

 

新書のコーナーで最初400円くらいのが二冊見つけた。

(ひょっとして・・)と、すぐ向かい側の棚を見たら108円コーナーに一冊だけあった。

脇がアマイぞ、Book off。

 

著者は私と同い年の、作家にして音楽家、拓殖大学の客員教授という女性。

ドイツ人の夫を持ち、ドイツ暮らしは長い。

 

私も、中国や韓国に関する、日本との比較論的な本はかなり好きで、それなりに読んだが、ヨーロッパとのは初めてで

ある。

まぁ、中韓のそれと比べて冊数がきわめて少ないのも原因なのだが。

 

面白かったです。

先ず、中韓などの反日を掲げる国に対して悪口、陰口で溜飲を下げるというタイプの本ではない。

両者を水平に見ている。

しかしこのタイトルは、出版社が読者の目を引こうとして無理やりつけたような不自然さを感じる。

本書の内容からは「日本とドイツ どっっこいどっこい」くらいが適当に思われる。

でこれじゃ売れないかも。

仕方ないか。

 

ドイツと言えばEUの優等生で、カタブツ的なイメージがあったが、そんな一面ばかりではなく、やはり負の側面もある

ということがわかって「へぇ~」という感じ。

遠くにあってほとんど知らない国を、こういうところからわずかでも知れるのは楽しく嬉しい。

 

108円で得した気分。

両書です。

 

 

 

 

やぶさかでない

文化庁の「国語に関する世論調査」。

 

「チンする」や「事故る」はもうほとんどの人が使うし、意味を知らない人はないだろう。

「サボる」なんて古典的な言い方が今頃出てきたのはなぜなんだろう。

 

「告る」や「きょどる」の意味は分かるけど、やっぱり使わんなぁ。

もちろん「ディスる」も。

「タクる(タクシーに乗る)」なんて言葉初めて聞いた。

こんなん60前のオッサンが使こてたら気持ち悪いやろ。

 

慣用句の意味を問う調査。

本来の意味を取り違えてないか、というあの調査である。

いつもこれで「へぇ~」と思うのがあるのだ。

「世間ずれ」と「まんじりともせず」はわかっていたが、「やぶさかでない」が引っかかった。

 

本来は「やりたい」「喜んでする」という積極的な意味らしいが、正反対の「嫌々する」という風にとる人が多いとい

う。

私は「嫌々」とまでは思わなかったが、「やってもいいよ」くらいの中間的な色あいだと思っていた。

反省。

 

最もひどい解釈をしていたのが「煮詰まる」。

「議論や考えなどが出尽くして結論を出す、段階になる」ということらしいが、「議論が行き詰まり結論が出せない状

態」ととる人が過半数を数えた。

 

私も後者に近い意味にとっていた。

言い訳がましいことを言わせてもらえば、最初にこの表現に出会ったのが、その文脈から考えればそうとしかとれなか

ったのである。

そこで辞書でも引いてれば間違いをインプットすることは避けられたのだろうが、なんのハードルもなく偽の「煮詰ま

る」がわがボンクラ脳に定着してしまった。

私に限らず、最初に間違った使い方を聞くなり読むなりして、その語法が勢力を得ていったという例は多いのではなか

ろうか。

 

完璧に操れなくても、なんとか通じるのが言葉。

そんなもんでしょう。

 

 

 

死にそう

今日は練習生がほとんどいなかったので、ヤスユキのマス・スパーの相手させられました。

3R遊ばれて、死にそうな心肺状態になりました。

 

みなさん、キックなんて健康に悪いです><

大ピンチ!

昨夜のこと。

私にしてはちょっと洒落た店を出た。

外は小ぶりの雨。

一緒に店を出た女性が傘を差しだす。

相合傘というヤツも久しぶりだ。

 

大人の男と女。

行先はひとつ。

遠くにぼやけるネオンを目指す。

ホテル街の入口に着いた。

いい思い出を創りたい。

慎重に選ばなければ。

 

いい感じのホテルがある。

いや、しかしもっといいのがあるかもしれない。

ぐるっと周ってからでも遅くはない。

 

あれ、だんだん変な感じになってくる。

ラブホテルのはずなのに、ガラスの引き戸。

中は明るく、人も何人もいる。

従業員も客も。

あんまり人に顔合わしたくないなぁ。

と、後ろを振り向いてみると、さっきまでの女性はおらず、高校時代柔道部でいっしょだった古川伸彦君がいる。

あれ、なんで?

まぁええわ。

そのままより良いホテルを探す。

だんだん「変具合」が増してくる。

50年前の田舎のよろず屋みたいなホテルまで出てきだした。

(こらアカン、最初のホテルへ戻ろ・・)と思ったとき、大勢の人がいるところへ出た。

独特の雰囲気。

いわゆる「反社会的勢力」と呼ばれる人の匂いがプンプンする。

(ヤバイ!・・)と思ったが、急に踵(きびす)を返すのも相手を刺激しそうだ。

ここはこのまま何事もなかったように通り抜けよう。

 

(うまくいった・・)

ホッとひと息ついた瞬間、後ろから声がかかった。

「ニイチャン、ええカラダしてるな」

振り向くと、先ほどの集団の、かなり上位に位置するであろうとおぼしき人がいた。

「あ、はぁ・・」と曖昧な、返事とも言えない声を発してそのまま通り過ぎようとした。

その時、左右から私の上腕部が挟まれた。

その人が両手で押さえつけている。

すごい力だ。

全然腕が動かない。

「太い腕やなぁ」などと感心したような声。

私は恐怖で凍りつく。

古川君はどこにもいない。

若い衆がいっぱい(20人くらい)狭い路地に集結し、私を取り囲んでいる。

「泊まるとこ探してるんやったらウチ来ぃな」

「け、結構です!」

「まぁ、ええがな。おいっ!」

「へいっ!」

たちまち20人に押さえつけられ、「事務所」へ連行される私。

無数の指がカラダのあちこちを触る。

恐怖と、少しの快感で「ぐぁわあぁぁぁ・・・」という声にならない声を発する。

 

あぁ、聖域の「菊の門」が踏みにじられるのか・・と絶望感に襲われたとき、ソフト帽に口髭、サングラスにコートと

いういでたちの、これまた怪しげな男性が現れた。

コートの内ポケットから黒い手帳をとり出した。

「警察だ。」

男性は静かに告げた。

危機一髪私は難を逃れた。

 

薄い夏蒲団を体に巻きつけるように寝てたから、身体を拘束されたような夢を観たのでしょうか。

あぁ、怖かった。

 

 

ここまで来たか

今日の朝刊に、昆虫の幼虫を原料としたハンバーグが発売されるという記事が出ていた。

ベルギーで、今年の10月に。

 

「ダムヘルト」という会社が、ガイマイゴミムシダマシ(すごい名前!)の幼虫を使ったハンバーグ、ナゲット、カツ

レツを売り出すそうです。

 

ハンバーグは、冷凍乾燥した幼虫をすりつぶし、小麦粉やニンジンを混ぜ合わせたもので、味はベーコンに近く、140g

で3.93ユーロ(約550円)と、牛肉を使ったものより高めなんだとか。

高たんぱくで栄養価も高く、注目されているという。

 

需要が高まって、大量生産されるようになれば、もっと安くなるんでしょうね。

一番こういうものが敬遠されそうな欧州で開発されたのが面白い。

逆に言えば、そこまで食糧事情がせっぱつまってるんでしょうか。

 

でも、幼少の頃からこの味に慣れていけば、20年後のヨーロッパの青年たちは普通に昆虫バーガーを口にしているの

かもしれない。

「マック幼虫ナゲット」なんてのも人気になってたりして。

栄枯盛衰

SONYがエライことになってますね。

かつては戦後日本の奇跡を代表するユニークな企業だったのに。

 

大きくなりすぎてとがった部分がなくなったんでしょうか。

SONYと並んでユニークさでは引けをとらなかったHONDAも、特徴が薄れてるように思います。

世界的に提携が進む自動車業界にあって、唯一「純血」を守っているHONDAもどこまで持ちこたえるでしょうか。

 

おごれるものは久しからず。

 

 

 

小さなプライド

ウチの正式名称はDropoutです。

カタカナ表記すれば、当然ドロップアウトとなります。

 

ごく希に「ドロップさん」とか略す方がおられます。

その方たちに悪気がないことはもちろんわかります。

 

先日も、10年以上前から親交のある女性から「ドロップ体験練習、◯月◯日はご都合いかがですか?」という旨のメー

ルをいただいた。

私より年下でもあるし、気心の知れた人なので「ウチはドロップではありません」と、少しトゲのある返信をした。

すぐに謝罪のメールが来て、もちろん関係が悪化したわけでもなんでもない。

 

私にはDropoutという名称に思い入れがある。

プロ選手をはじめ、多数の仲間と知り合えたのは宝である。

私の思い過ごしかもしれないが、Dropoutの名に愛着を感じ、皆が結束していると信じている。

 

関西人はマクドナルドを「マクド(クにアクセントが来る)」などと略す人が多いが、就活中の学生で「マクド御中」

と履歴書を送る人はいまい。

 

もうひとつ、ロゴにも思い入れがある。

Dropoutであり、dropoutでもDROPOUTでもない。

もっと言えばDrop outでもない。

興行ポスターなどの選手写真の横や、格闘技関係のHPなどに所属ジムとしてDropoutと出るのはしょうがないが、

ウチが作る印刷物などはすべて斜体のDropoutなのである。

 

だから8月31日の京都興行で、KBSホール名物のステンドグラスにつるされた大型モニターに「REBELS29 with

DROPOUT」と映し出されたときはちょっとがっかりした。(制作していただいた方、申し訳ありません)

ドロップアウトといえばDropoutのロゴが皆さんの頭に浮かぶようにまでしたい。

 

Coca-Colaは、あの独特の流れるようなロゴがあって初めてCoca-Colaたりうる。

普通にCoca-Colaとあれば、みんな中国のコピー品と思うのがオチだ。

 

とるに足らないオヤジの矜持だとお笑いください。

 

 

 

 

 

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