2015年2月
決戦前日
Hoost Cup 京都の乱を明日に控えました。
もうすぐ春野、HIROKI、どん冷え、マーシーから計量パスの知らせが届くでしょう。
しかしHoost gymさん、勢いありますねぇ。
以前は東海地区のみでの興行だったのが、京都、大阪と関西を飲み込んでしまいました。
今後は東京への進出も果たされるのでしょう。
去年までDropoutが4年続けた京都興行も、もうバトンタッチした方がいいかもしれません。
あのオニギリのような笑顔の下に底知れぬ企画力を隠されてる土居会長、よろしくお願いいたします。
明日は関西勢を中心とした精鋭たちが熱戦で、満員のお客さまを熱狂させてくれるはずです。
ウチの4人も頼むぞ。
緊急出動!
今日、ホーストジムの土居会長からお電話いただきました。
「ピンチなんです・・」と、いつになく深刻なご様子。
聞けば、アマ試合のドクターチェックをする先生が、その時間帯に居ないとのことで、誰か知らないかと。
急なことなのでどうなるかはわからないが、一応当たってみますと告げる。
Dropout宴会にも頻繁に顔を出していただいてる、滋賀医大の暴走リングドクター、C先生に頼んでみる。
朝6時くらいからやり始めても12時頃までかかる仕事があるとのことで、13時会場入りならなんとかなるとのこと。
その旨を土居会長に伝えると、本来なら12時くらいから来ていただきたいが、なんとか時間調整できました、という
ことでOKとなりました。
切羽詰った状況で受けていただいたC先生、ありがとうございました。
また飲みましょう!
マーシー始動
Dropout期待の若手、マーシー・カノムパンが忙しくなってきました。
Dropoutでのデビュー戦となる3月1日の京都でのホーストカップはオープニング第一試合。
相手はデビュー戦とはいえ、名古屋の名門、大和ジムの選手。
タフな試合になるでしょうが、勝利で再スタートを飾ってくれることと思います。
続いて4月19日のJ-NETWORKのSフライ級新人王トーナメント。
5名がエントリーしたこの階級、カノムパンは一回戦はシードとなり、この日の二回戦の準決勝が初戦。
相手はついこないだの22日、3R25秒、KOで勝ちあがった武風庵の渡辺亮選手。
右ロー、左ハイ、組んでの膝攻撃とオールラウンダータイプの好選手である。
同じくテクニシャンタイプのマーシーとはいい戦いになるでしょう。
キックに対する情熱、若さ、明るい性格で早くもDropoutに溶け込んでいるマーシー。
飛躍しろ。
PS たまたま芸能人のマーシーも活動再開しましたね。
紛らわしいタイトルですいません^^
Best fight !
試合の日からすでに三日が経過してしまいましたが、環が出場したJ-GIRLS振り返ります。
対戦相手のKick Box、トーイロムHITOMI選手の過去戦績は3戦3敗。
そのデータからのみ受ける印象は正直なところ「組しやすし」であった。
年齢は環のちょうど半分という心配はあったものの。
ところが彼女のリングチェック動きを見て、甘い考えであったと思い知らされた。
3戦3敗が間違いであるような動き、スピードの持ち主であった。
体つきもしっかりしている。
対戦相手のめぐりあわせが悪かった3敗であったのだろう。
環に楽な相手じゃない旨を伝えた。
12戦目に登場の両選手。
2分3Rのゴングが鳴った。
今回はディフェンスを第一に取り組んできた。
オフェンス技術はそこそこあるものの、ディフェンスの未熟さでもったいない試合をいくつか落としていたと思う。
それがどう出るか。
1Rは目立った攻撃ももらわなかったものの、こちらの攻勢も感じられなかった。
(もっともセコンドついてもらった切久田蹴夫氏は、環が優勢だったと言っていた。明確な差を私が求めすぎていたの
か)
そんな怖がることないから、もっと攻めろと指示して2Rが始まった。
終了の10数秒前からHITOMI選手をニュートラルコーナーに押し込み、パンチ、キックで釘付けにした環。
待ちに待った明確な差を印象付けた。
最後の感触をそのまま続けろと言い渡し、3Rへ。
ともすれば見てしまい、足が止まってしまいがちな環を(詰めろ!)、と鼓舞する。
腹を決めたか、綺麗さを捨てがむしゃらに手足を出し始める環。
荒々しさにHITOMI選手の腰がやや落ち気味となる。
得意の左ミドルがHITOMI選手の胸から右肩あたりにヒット。
崩れ落ちるHITOMI選手。
カウント8くらいで立ち上がるも不安げにセコンド陣を見るHITOMI選手。
諦めが目に浮かび、レフェリーの腕が宙で何回か交差した。
以前にも試合で脱臼したことがあるHITOMI選手の肩が、環の打撃で再び悲鳴を上げたようだ。
古傷の再発という、ラッキーと言えなくもない要素もあったが、2R終盤と3Rの攻撃は見事だった。
過去8戦にない戦い方だった。
いい意味での荒っぽさが加わったというか。
初のKOというおまけつきの3勝目。
39歳から始まった環のキックボクシングロードは丸々5年を数える。
しかしこの日の戦いを見る限る、まだ上を目指せる。
乗りかかった舟だ、ランキング入り目指そうか。
厚顔無恥
いやぁ、ギリシャってスゴイ国ですね。
他のEU加盟国がギリシャの財政支援する代わりに、緊縮財政に励みなさいと。
当然ですわな。
ところがギリシャはこれが気に入らん。
窮屈な生活はイヤ、けれどEUさん支援してね、って感じでしょうか。
どっかでEUがギリシャを破綻させるわけない、と高をくくってるんでしょうか。
あげくは第二次世界大戦の補償を今頃ドイツに請求しようとしてるんだとか。
これ、日本の国民性なら絶対やらんよなぁ。
他人(ひと)様に迷惑かけてるんやから、贅沢できんのは当たり前。
ただただ耐え忍ぶでしょう。
こういう能天気な奴らってトクですね。
※明日はJ-GIRLS興行のため休みます。
ネタがない
少し寒さもやわらいできたでしょうか。
二月も残すところあと八日。
ジバニャンのスマホケースを買おうかどうか迷う今日この頃です。
以上です。
はかなさの美学
タモリ氏が実践しているという、石鹸等を使わない入浴法が静かなブームだという。
ご存じない方のために書きます。
①湯船に10分以上入ると汚れの80%は落ちる
②石鹸でゴシゴシ洗うと皮脂を落としすぎて、かえって臭くなってしまう
③ゆえに肌はお湯で洗うだけ
というものらしいです。
私はこれを100%実践しているわけではありませんが、近いことはやってます。
何年も前は、化繊の泡立ちのいいタオルでゴシゴシやってたのですが、ある日NHKの「ためしてガッテン」で在日の
タイ人男性が石鹸を「手で塗って」いるだけの映像が流れてて、タオルを使わない方がいいと聴いてからはその手法を
取り入れました。
首筋後ろの、手が届きにくいところは週に一回くらい普通のタオルに石鹸をつけて軽くこするようにしました。
近頃は「タモリ法」の影響で、石鹸も三回に一回くらいしか使わなくなりました。
厳密にはシャンプーも使わなくていいということですが、さすがにそれは使ってます。
これがいいのかどうかは、実感としてわかりませんが、全然気持ち悪いということはありません。
元々あまり汗をかく方ではないので、夏季になればわかりませんが。
往年のへたよこファンならご存知と思いますが、かつての名作に「老廃物シリーズ」がありました。
(コアなファンからは絶賛をいただきましたが、ほとんどはバッシングの嵐でした)
耳くそ、鼻くそ、垢、フケなど、しかるべき用をなさなくなった老廃物(厳密には前者ふたつは違いますが)が、なぜ
だか好きなのです。
横道にそれました。
寒い夜、湯船に身を沈め暖をとります。
目を閉じ、今日の反省などが頭を満たしていきます。
(まだまだ修行が足りんわ・・)などとひとりごちながら、私の両手は足の裏に向かいます。
両の親指が土踏まずあたりを捉え、ゆっくりと摩擦を加えます。
親指と足の裏の間で新しい生命が生まれます。
紡錘型のそれは指の往復ごとに成長し、力強さを増してきます。
足の裏表面に、その源泉を感じなくなったとき、やおら私は手を離す。
見事に成長した紡錘型の垢は、湯の中をゆっくり浮上してきます。
あたかも先の大戦中、連合国軍からおそれられたUボートやイ号400型潜水艦のように。
人体の神秘を感じる旅はどこまでも続きます。
またも酒
昨夜もオッサンふたりで飲みました。
私の飲み仲間として、チョクチョクここにもご登場いただいておりますTさん。
180㎝を優に超える堂々たる体躯を有する実業家にして武道家。
滋賀県の極真空手では名前の通った重鎮。
いやぁ、昨夜もしこたま飲みました。
T氏とは久々の定例会。
前回は暑さ盛りの京都で飲んだから、もうかれこれ半年ほどぶりです。
昨夜はむさくるしいオヤジふたりには少々不似合いなイタリアンレストランで。
と言うのも、ここのオーナーがT氏と私の共通の知人だからであります。
オーナーシェフの道着姿しか記憶にないT氏は、彼の料理人としての姿に軽い違和感のようなものを感じていたようで
した。
小汚い居酒屋で飲もうが、こじゃれたイタリアンで飲もうが、私たちの会話はいつもどおり弾みました。
キックボクシング、ナッツリターン、山下康裕を倒しかけた男、王貞治、米国南部、ISIL、(女性の)腋毛
マッサン、etc.・・
あっちへ飛び、こっちへ飛び、一瞬たりとも話は途切れない。
二軒目に場所を替え、19時からT氏の最終電車である23時過ぎまであっという間に過ぎ去りました。
わずか数年前から始まったこの付き合い、とわに続け。
宴会
昨夜はジムを西尾に任せて、京滋キックボクシング組合(仮称)の会合に行ってきました。
京都野口ジム・野口会長、京賀塾・辻出塾長、和田会館・和田館長、NJKFアリーナ・石津会長、ミツヤケーズホーリー
ジム・松下会長、そして私。
JR山科駅近くの居酒屋で、京滋のキックボクシング発展のため色々有益な話が出てきました。
と、思うんですが、酔いがまわってどんな話してたのかほとんど覚えてません。
まぁ、ええわ。
重要なことあったらまた言うてくるやろ。
第一歩を踏み出せたということでよしとしましょう。
(アキマセンか?)
魂
22日の新宿FACE「J-GIRLS」まであとほぼ一週間。
KING TAMAに改名しようかという環は、最終調整段階に入っている。
11日の建国記念の日。
19時頃だったか、HIROKIとスパーリング中の環が倒れた。
私はジム生のミットを持っていたので、その瞬間は目撃していない。
彼女がリングに倒れ込んでうめき声をあげている光景は、珍しいことではない。
リング上のHIROKIを見ても、狼狽するでもなく立っていたのでたいしたことないのだろうと高をくくっていた。
ところが、リングを降りてもいつまでも動かない。
ストーブの前で突っ伏すように丸まっている。
閉館時刻になって、皆で掃除をしだしてもそのまま。
少し動くだけでも痛いという。
HIROKIがハイキックにいこうとした膝が、彼女の左腕付け根に当たっての結果。
救急病院へ連れて行こうかというところまでいったが、そのまま帰宅。
翌日、幸い大事には至らず、きのうのことがウソのように回復していて、最悪試合キャンセルまで頭をよぎった私とし
てはひと安心。
そのことを伝えると「カラダが半分になっても出ます!」との答。
オソレイリマシタ。
本人は気持ちほど技術の進歩が感じられないようで、時にその気持ちが涙となって溢れ出す。
でもその気持ちがあれば充分。
焦るなよ。