2015年12月

ご挨拶

29日は、吉鷹弘氏主催のチーム吉鷹大忘年会に参加させていただきました。

 

団体や競技、すべての壁をとっ払い、技術の向上を図ろうという素晴らしい意図の元、吉鷹氏のボランティア的指導で

運営されている組織です。

ほんの数回、興業のあとの打ち上げで知り合った私にお声かけいただき恐縮です。

 

このように今年もキックボクシングを通じて、いろいろな方々と知り合えたこと、感謝です。

アッという間の一年でした。

いい結果、そうでない結果、いろいろありました。

来年は、いい結果の率を今年より少しでも多くするべく、Dropoutらしさを失わずに精進してまいる所存でございま

す。

 

田舎の小さなジムでもなにかを皆様の胸にお届けできれば幸いです。

来年も引き続きご声援ください。

今年一年、ありがとうございました。

真実の姿

27日は、名古屋でのホーストカップにヤスユキとともに招待されて観戦してまいりました。

 

オープニングファイト開始前の新空手の段階から非常にレベルが高く関心してしまいました。

もちろんオープニングファイト、本戦も熱戦が続出。

特にダブルセミファイナル、メインの三試合は技術、気迫とも素晴らしいものを見せていただきました。

満員と言ってもいい会場のお客様も満足されたことと思います。

土居代表、ありがとうございました。

 

さてそのあと、一般ファンの方々も参加可の打ち上げに出席。

貸し切りの会場に着くと、新空手の久保坂左近健生館館長が私を呼びにきた。

「小野寺さんが会長(私)に会いたがってますよ。」とのこと。

 

キックファンならお分かりこと思うが、小野寺さんとはイベント、「NO KICK NO LIFE」を主催し、キックボクシング

ジムRIKIXの会長も務めておられる小野寺力氏だ。

実は会場でもヤスユキを挟んでふたつ隣に座っておられた。

土居代表のご紹介でお名刺をいただいたのだが、私は名刺入れを忘れてきてしまう失態。

一応挨拶を交わして、席に着いたのち、(ひょっとして財布に一枚くらいないかな・・)と思い探してみたが、出てき

たのは風俗店の会員証のみ。

ダメだこりゃ・・

 

そんな小野寺氏と改めて言葉を交わすこととなった。

小さな丸テーブルを囲んで、小野寺氏、久保坂氏、吉鷹弘氏、私。

アルコールが入れば私のものだ。

ペースを作って笑いとりましたがな。

 

その後、大きなテーブルに移動。

小野寺、久保坂、K-1で日本の重量級ファイターの顔として活躍した武蔵氏、同じくK-1MAXで魔娑斗選手らと死闘を繰

り広げた佐藤嘉洋選手ら、日本の打撃格闘技界をけん引してきたそうそうたる面々とお話しさせていただいた。

こんなとこにオレがいててええんかいな?

 

しかもこの豪華絢爛なメンバーが話すことが「手〇キ」か「フェラ〇〇(イタリアの高級スポーツカーではありませ

ん)」かどっちが好きか。という、ファンが聞けば幻滅を抱くか、親近感を抱くかのきわどいものでした。

 

いやぁ、格闘家はオモロイ!

 

福音の書 その2

要するに、野菜中心で肉、脂質を控えるという従来の「ヘルシー」とされる食事では必須栄養素のうちのタンパク質、

脂質が十分に摂取されず、低栄養になり、体を害することになるというもです。

 

実際、この「ヘルシー神話」を覆すようなデータがあるそうです。

福岡市の東に位置する久山町という小さな町(と言っても人口約8400人)の40歳以上の人全員参加で九州大学などと連携して

1961年から現在まで50年以上も進められた研究で、診療や健康診断などのデータがすべてすべて蓄積、解析されるという世界に

例を見ない大規模なものだそうです。

体に不調のある人には、当然従来からの「ヘルシー食」による医師の指導がついてきます。

ひとことで言えば、その結果、町民の方々の不健康な人の割合は急増したそうです。

 

こんなデータを見せられては私も納得せざるえを得ません。

(もっとも、著者が意図的に正反対の例を隠ぺいしていれば別ですが)

 

(簡単そうだし、とにかくやってみるか・・)と一週間ほど前から始めました。

もっとも厳密にやっているわけではありません。

MECのグラム数など正確に量ってませんし、適当です。

肉も純粋の肉ではなく、ハムやベーコン、ソーセージなんかで代用したりしてます。(それでいいのかどうかも知りません)

とりあえず、以前より炭水化物、糖質を減らし、MECが大幅に増えたことは事実です。

 

こんな経験をされた方も多いと思います。

上記のような野菜中心ダイエットを試みたが、なにか満足感が得られなくていつも食べることが頭を離れなかったという人。

私も、頭の片隅のいつもモヤモヤと引っかかってました。

 

それは「低栄養」だと、肉体がそれを求めるから自然なことだとこの本は言う。

ところがMEC食はその感覚がきわめて小さい。

少なくとも私には。

たとえば午前中に、ベーコン4枚、卵2個、上にチーズを十分振りかけたもので夜までほとんど空腹感もない。

炭水化物なしでも、いつものロードワークに力がなかったということもない。

もっともまだ数日ではあるが。

 

あ、それともうひとつ重要事項が。

「噛む」ことです。

ひと口食べ物を口に入れたら、いったん箸をおき、30回以上噛むこと。

これはよく言われてますね。

数えてたらすぐ30回なんて超えます。

ドロドロになるまで噛んでたらすぐ70、80回です。

著者もドロドロになるまで噛めと言います。

 

MEC食の人体実験。

どうなりますことやら。

 

 

 

 

福音の書

宗教書ではない。

キックボクサー、ボクサー、レスリングや柔道、あるいは競馬や競艇などあらゆる体重管理が必要なスポーツに携わっ

ている人にとっての福音となる本かもしれない。

 

「日本人だからこそ『ご飯』を食べるな」という講談社+α新書から出ている本だ。

渡辺信幸というイケメンの医師の著書である。

(肉・卵・チーズが健康長寿をつくる)というサブタイトルがついている。

 

サブタイトルのとおり、ダイエット本ではない。

食べ物、食べ方を研究し、健康を追求した結果、適正体重がついてきたと言っていいだろう。

根底は、今はやりの炭水化物抜き(あるいは低糖質)ダイエットに通じるものがある。

炭水化物抜きがとにかく糖質を抜きましょう、というのに比して、肉、卵、チーズのアルファベットの頭文字をとって

MEC食と名づけられたこれは、一日に肉200g、卵3個、チーズを120g、「最低」食べなさいというものだ。

従来は野菜などを多く摂り、肉や脂質を控えましょうというのが定説だった。

糖尿病などになると、、もうほとんど人間らしさのかけらもないような食事制限を言い渡されるあれである。

ところがその「ヘルシー」であるはずの低カロリー食は、明らかに低栄養であり、逆に健康を害するというのである。

 

長くなりそうなので、明日に続きます。

 

 

 

聖夜

クリスマスイブです。

 

年の瀬のせいか、ここ数日間はジムに来る人が少ない。

加えて今日はクリスマスイブ。

はたして今日は何人来るか。

 

今年はクリスマスソングをあまり聴いてない気がします。

例年なら12月ともなればいっぱい聴いてたような気がするが。

私が街へ出なくなったんでしょうか。

 

ま、今年も例年どおり淡々と過ごしましょう。

ベスト1

衝撃的な本に出会いました。

パク・ヨンミ著、「生きるための選択(辰巳出版)」。

サブタイトルとして、「少女は13歳のとき、脱北することを決意して川を渡った」とついている。

アマゾンのブックレビューでは現時点で6人の投稿があり、誰一人欠けることなく満点の5点をつけている。

 

現在二十歳をふたつみっつ超えたくらいの著者が、絶望的な北朝鮮という祖国を捨て、中国から韓国へ渡る。

脱北者のニュースを我々はしばしば耳にする。

著者のように川を渡って、中国へ渡るというのはよく聞く話で、もちろん失敗すれば想像を絶する地獄が待っていると

いうくらいの認識は持っている。

しかし脱北に成功した人たちの裏側にどういう事実があったのかまでは、ほとんど知らないと思う。

(あぁ、あんな国から出られてよかったね・・)程度ではないだろうか。

 

しかしこの本はそこに隠された真実も余すことなく暴く。

中国人の人身売買ブローカーが何人も介在し、すべての脱北者に本人の目の前で「値段」がつけられていく。

女性の場合はブローカーによるレイプも待っている。

男は奴隷並みの重労働を課され、それでも北朝鮮へ帰れば死かそれに近い報復が待っていると思えばそこに甘んじるし

かない。

 

今、この本は私の手元になくある人が読んでいるが、私の記憶に鮮明に残った北朝鮮に関する記述を記してみよう。

 

著者の母親は、大学で物理学を修めた聡明な女性であったが、金日成が天候さえ操れると信じて(信じこまされて)い

た。

 

北朝鮮の教科書は、西側に対する悪意あるプロパガンダに満ちていて、たとえば小学校の算数の教科書に「あなたが

アメリカ野郎をひとり殺し、あなたの同志がふたり殺したらアメリカ野郎の死体はいくつになりますか」という問題

が出てくる。

 

北朝鮮が、ロシアや中国の援助を受けてたときは、まだ一般民衆にもそこそこの物品の配給があったが、それが滞りだ

したら地獄が始まる。たとえば化学肥料が不足し、それを各地に輸送する燃料もない。結果、肥料代わりの人糞を供出

することが各戸に義務付けられる。

ノルマ分を確保するために、学校や自宅以外の場所では用を足すな、という異常事態になる。

挙句のはては、ノルマ達成のために「人糞泥棒」まで出てきたという記述には、もう笑いさえ出てこなかった。

 

森羅万象とまではいかないまでも、この本には政治、経済、哲学、宗教、心理学等、さまざまな分野のものが網羅され

ていると思う。

それほど大した読書量を誇る私ではないが、今年、いやここ数年間でのベストであることに間違いない。

メジャー出版社ならもっと売れているだろう。

 

税別1700円は絶対高くない。

出す価値はある。

もし買って面白くなかったら、私が新品価格で買い取ります。

 

ぜひご一読を。

 

再生

年末恒例、Book off商談会。

今年は大き目の段ボール箱三つ持って行きましたが、そのうち買い取り価格がついたのはわずか11冊、金額にして215

円でした。(泣)

 

昨日、試合を終えたばかりの百姓Aからメールが来ました。

「会長、、、百姓A引退します・・・」

(来たか・・)と思った。

 

デビューから7連敗。

初白星目指して、いや、あわよくばトーナメントで一気に2連勝ともくろんで臨んだ12日のJ-network、-60Kgトーナメ

ントに参戦するも、初戦は3-0の判定負け。

ここで終わりのはずが、百姓Aのパンチで相手選手が眼窩底骨折、決勝進出不可となり百姓Aが決勝へ。

予期しなかったラッキーにも恵まれ、初白星を目指した。

ところが、ここでも相手のパンチでダウン。

このトーナメントのルール上、一日3度のダウンで自動的に負けとなるため、初戦で2度のダウンを喫している百姓はま

たもや負けとなってしまった。

 

(まだ続けますと言ってたけど、やっぱり気持ち切れたか・・)と思いつつ続きに目を通した。

「気持ちを切り替えて、本名の勝村翔平で、オファーのある限り戦っていくつもりです。」

 

なるほどそういう事か。

縁起を担いだつもりではないだろうが、九つ続いた黒星と絶縁するための彼なりの決断あのだろう。

私の思いつきでできた「百姓A」というキャラクターが消えるのは少しは寂しいが、翔平のモチベーションがそれで上が

るならそれに越したことはない。

 

勝村翔平へと脱皮して、次こそ白星を手にしろ。

青春の汚点

昨日からの流れで書きます。

 

昨日登場いただいた飲み仲間のTさん。

数日前の野坂氏の追悼文(?)に関して感想を送ってくれました。

 

それによると、氏の大学時代(関西の有名私大)のご友人が「押入れ飛び降り一回転オナニー」を特技として自慢して

いた方がおられたそうな。

Tさんは(すごい奴やな・・)と思っていたそうですが、へたよこでその出典を知ったそうです。

その後メールで、あの世界的にもカバーされてる名曲「クリスマス・イブ」の作者・山下達郎氏がぶら下がり健康機に

片手でぶら下がって一方の手でやるオナニーが最高だと言ってたとか、バカメールが続きました。

そこからT氏のエピソード披露が始まりました。

 

京都在住の氏が小6の頃、滋賀県大津市にあった紅葉パラダイス(現在は閉鎖されているが、当時は威容を誇った観光

ホテルで、売りが「ジャングル風呂」と呼ばれる大浴場や様々な遊戯施設でにぎわった)のジャングル風呂のワニ(本

物!)のツルツルの背中を見て何故かコーフンし、壺風呂(どんなのか知りませんが、一人で入る甕のようなものでし

ょうか)の中でイッてしまった(もちろん故意に!)らしく、直後(オレは変態か・・)と一瞬悩んだそうです。

まったく、第二次性徴期只中にある少年はナニに欲情するかわかりません。

困ったもんです。

 

ちなみに「押入れ飛び降り一回転オナニー氏」との交流は、今は途切れてしまったそうですが、現在は奈良県のどこか

の市の公務員としてご活躍だそうです。

 

デッドボール

昨日、メールでおふたりから共通の情報をお教えいただいた。

 

ひとりは私の気の置けない飲み友達の一人のTさん、携帯メールに「Yahooニュースに『池袋デッドボール』で働く女性

の記事出てました。貧困で住むところもない話」というもの。

ジムに来てメールチェックすると、「問い合わせフォーム」に一通。

見知らぬメールアドレスで、差出人のお名前も書いてない。

「ご存じかもしれませんが、下記ご参照ください。」とあり、ヤフーニュースがコピーしてあった。

クリックしてみると、上記のTさんが言ってたもの。

 

閲覧してみると、この店ではかなりの美形に相当すると思われる三上さんの映像。

アパートが借りられず、店の待機室で寝泊りする様子がルポされていた。

 

貧困からの駆け込み寺としての性風俗産業も、かつてと違って大きく稼ぐには程遠い。

38歳の三上さんも、決して器量が悪いわけでもないのに月10万円前後ほどの収入しか得られない。

需要に対して供給が多すぎるのが、単価を引き下げ、それがこういう結果を招いている一因であるのは間違いあるま

い。

価格破壊は我々のような貧乏人にはありがたい話ではあるのだが。

社会の格差は確実に広がっていると思う。

 

しかしねぇ、おそらくへたよこの読者であろう匿名さんとTさん、ふたりから「デッドボール」に関して注意喚起していただ

いたことは、私のデッドボール好きが全国に知れわたってるってことか。

 

匿名さん、一度飲みましょう!^^

 

 

 

 

 

 

時代の証言者

刻一刻と人生の終焉に向かっている我が身。

しかもあと二週間ほどで新年を迎える状況。

例年以上に本棚をすっきりさせようという気が強い。

読み返す気もないくせに本棚に横たわっていたものを思い切っていくつかの段ボール箱に放り込んでいく。

 

が、やはり(どんな本だったかな・・)とパラパラとページをめくってしまう本もある。

文春文庫の「『食』の自叙伝(文芸春秋編)」もそんな一冊だ。

 

1997年4月に第1刷が出たこの本、「月刊MARCOPORO」91年6月号から93年7月号に連載されたものをまとめたもの

である。

各界の著名人が「食」に関する個人史を語ったものだ。

 

その中にプロレスラー、”鉄人”ルー・テーズ編があり、印象に残った部分がある。

少し長いが、それをそのまま抜粋させていただく。(手抜きと責めないでぇ~)

 

(前略) 以来、日本に来るのは今回で24回目だな。初来日では帝国ホテルに泊まり、最初の夜に、自由党の副総裁・

大野伴睦氏の招待で、力道山と一緒に赤坂で懐石料理をご馳走になったのを覚えているよ。でも、日本食は初めてじゃ

なかったんだ。それまでもハワイには年2回は行っていて、初来日の10年も前から刺身を食べていたから。

当時の日本は、田舎に行くとかなり遅れていた。特に列車はひどかったね。ひどい以上かな(笑)。

臭いし、汚いし。世界中の色々な列車に乗ったけど、あれほどひどいのはなかった。それが今は世界最高なんだから

ね。それと、都会では、次々にホテルを建設していた。建設現場では、500人ほどかな、女性が頭に石を乗せて運んで

いたもんだよ。大型の機械設備などなにもなくてね。まるで兵士のように整列して、黙々と意志を運んでいるのを見

て、女性なのに大した力持ちだと感心したものさ。そうやって日本は国を再建したんだよ。日本人はいつか大工業国に

なるのだと努力を続けたから、現在の日本があるんだ。ところがアメリカでは、GMでもどこでも、働きもしない何十人

もの連中が、何十万ドルもの給料をとっている。

レスラーも同じだよ。成功するぞ、と腹を決めて努力すればするほど報われるものだと思う。要するに体をなまらせた

んでは、うまくいくわけがないんだよ。

 

如何ですか。

文中の初来日というのは1954年、昭和29年です。

私(間宮)が生まれる2年前です。

三輪明宏氏の「ヨイトマケの歌」の世界がテーズの口から語られ、本当に焼野原から復興に導いていただいた先人の

奮闘が映像を伴って迫ってきました。

 

「驕れる者は久しからず」

平家物語の冒頭部分を胸に刻みましょう。

 

 

 

 

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