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試合結果「ペドロ編」

お次は「ペドロ」。

ペドロとは、あだ名ではない。

ポルトガル人と日本人のハーフで、本名だ。

 

 

2年ほどのキックボクシング経験があるが、ペドロにとっては初の試合。

今までは週1回くらいのペースで、キックボクシングを楽しみに来ていたのだが、試合が決まってからは週4回くらいでジムに顔を出すようになった。

コルクボードに貼ってある試合のパンフレットを見て、「この日、僕の誕生日です。」と、ペドロ。

それがきっかけになって、彼は出場を決めた。

 

 

週4,5回の練習。

顔にはいつもは見ることのないアザを作り、プロたちの助言をしっかりと聞き、いつも汗だくになるまで頑張った。

スパーリングで、うめき声を上げてリングに倒れこむ姿を何度も見た。

 

 

これだけやったんだ。

敗けたとしても、彼が満足に闘えればそれでいい。

もちろん勝ってくれたら、もっといい。

 

 

試合開始、練習通りのいい動きだ。

真っすぐのパンチに、蹴りを混ぜる。

相手の攻撃をしっかりとガードして、すぐに攻撃を返す。

 

だが、徐々に相手の攻撃がペドロを追い詰める。

ローキックの「バチン!」と、大きな音が会場に響く。

その数数十回。

 

そして、立つことすら耐えられなくなり、ダウン。

本人の続行の意思よりも、ダメージを見てレフリーは試合を止めた。

 

 

試合運びも、練習通りにできていた。

というより、練習したことがそのまま動きとなって彼を動かしていた。

初めての試合で、緊張しないはずがない。

一生懸命練習したからこそ、いい試合ができたのだ。

 

 

試合の後のペドロは輝いていた。

一点の曇りもない、いい顔をしていた。

 

次は、勝って弾けるような笑顔を見せてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

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