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プロ選手の横顔

春野 剛士 (はるの つよし)

春野 剛士

間宮(以下M) 選手層の薄いミドル級を永年支えてきました。

春野(以下H) はい、なんとか。

M ケガをしたとき(2010年11月6日、対シィーン・カーオ戦で右前十字靭帯損傷)はどう思った?

H 正直、キックをやめようかと思いました。

M 踏みとどまったのはなぜ。

H ライバルであるDropoutの選手たちが頑張ってたからです。

M ライバル?

H ええ、よき仲間であり、ライバルですね。

M そのライバルたちがいるジムの雰囲気は?

H 「アットホーム」がいちばんぴったりくる言葉じゃないでしょうか。
  そんなところは、人生自由に生きてる会長のカラーが出てると思います。

M これでも苦労してまんねん(笑)キックを始めたきっかけは?

H 自分がどんなものかを試したくて。

M と言うと?

H ケンカに近いような、動物的な世界を体験してみたかった。

M そこが水に合ったんやね。

H まぁ、そうですかね。キックを通していろんなひとと出会えたのもよかったし。

M Dropoutのプロ選手の中で、キャリア、年齢的にも選手会長的存在の春野。
  ホームページをご覧の方々になにかひと言。

H Dropoutは和やかな雰囲気の中にも
  目標に対してみんなで一丸となって取り組むことができる素晴らしいジムです。
  一度気軽に覗きに来てください。

HIROKI

HIRΦKI

間宮(以下M) 強くてスター性のある選手になりたいそうやけど。

HIROKI(以下H) はい、そうです。たとえば魔沙斗選手のような。

M 君のことをイケメンやと言うひとは多いし、その点ではスター性はあるよね。
  オレはそんなにイケメンとは思わんけど(笑)

H 会長ほどイケメンではないです(笑)

M しばいたろか(笑)ルックスだけやなくて、持ち技も豊富で観ていて面白い。 早よ、スターになれ!

H はい、チャンピオンになります。

M 二度ベルトを巻く寸前まで行ったけどはね返された。俺の力不足やと思ってる。

H いいえ、とても信頼してます。僕のいい面を引き出してもらったと思ってます。

M 二回目失敗したとき、やる気なくすかと心配したよ。

H それくらいでは諦めません。

M キックに対する情熱は本物やね。ライバルは?

H すべてのキックボクサーです。

M そんなHIROKIからホームページを見ている方々にひと言。

H キックボクシングに興味があるひとは絶対始めた方がいいと思います。僕は人間的に強くなりました。
  キックから学ぶことはいっぱいあって、これから先の人生に何か活かせるはずです。
  もし迷ってるならぜひDropoutへ!

ヒノ拳

ヒノ拳

間宮(以下M) アラフォーの星登場。

ヒノ拳(以下H) この歳になって輝けるとは思いませんでした。

M 「記録に残る選手というより記憶に残る選手」という言い方があるけど、ピッタリやない?

H 自分はうまい選手じゃないと思ってるんで、そう言われるとうれしいです。

M でもあの一種泥臭い戦い方が感動を呼ぶ。

H ありがとうございます。

M 倒し、倒され、観てる方は手に汗握る。あんな面白い試合できる選手はそうはいない。
  僕なんかは、アマチュア時代も含め、現役の頃は納得できる試合とは程遠いのがほとんどやった。

H 本番に強いタイプかもしれません(笑)

M 僕が思うに、人生全般における究極のプラス思考が君の最高の武器やと思う。

H そうかもしれません(笑)

M 物怖じすることないもんね。

H そんなことないですよ(笑)

M キックどころか格闘技にもまったく縁がなかったと。

H はい。高校まではバレーボールやってました。

M なぜキックを。

H 太りに太った身体をなんとかしたかったからです。33歳でした。

M ダイエット目的?

H 完全にそうです。初めのうちは試合に出る気もなかったです。

M それがなぜ。

H また言わすんですか(笑)。

M (笑)もはや古典芸能の域に達した、飲んだときのヒノ拳の定番芸。

H アマ試合を観に行ったあと、会長を含め数人で飲みました。

M そうそう。

H そのとき俺が「アマチュアの試合は技術も未熟で観ていて面白くない」って言いました。
  自分は出もしないくせに。

M その話は全然覚えてないんやけど。

H そしたら会長が急に怒り出して「シャモのケンカでもやってから語れ」って言ったんです。

M 覚えてないなぁ・・・

H それでこっちも腹立って「やってやる」って居酒屋の帰りにはタバコ全部捨てました。

M その辺が偉いとこやね。で実際やってみたら?

H 死ぬかと思いました(笑)思ってたことが全然できない。 シャモのケンカの難しさがわかりました。

M プロになろうと思ったのは。

H アマチュアで10戦ほどやって、まぁまぁの戦績だったので、
  会長に恐るおそる「テスト受けたいんですけど」って。

M それも覚えてない(笑)

H あっさり「受けろ受けろ」(笑)

M 炎のファイター・ヒノ拳の誕生やね。

H ほんと、キックに出会っていろんなことを学べて、素晴らしい経験ができました。
  人生の厚みが何倍にもなった感じです。

M それはヒノ拳がキックに情熱を注いだから。 アラフォーと言わずアラフィフまでやってや。

H できるだけ頑張ります。

テゲ

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間宮(以下M)最初は京都真門ジムに見学に行ったんだよね。

テゲ(以下T)会社で「キックボクシングしたい」みたいな話してたら、会社の女性が知り合いでキックボクサーが居る、というのでその人がかよってるというところへ  行ったら京都真門だったんです。

M で、会長がDropoutを紹介してくれたと。

T はい。住所を訊かれ、栗東と答えたら、それならもっと近くにいいジムがあると教えてもらいました。

M まぁ、いいジムかどうかはわからんけど、やっぱり近いというのは続けやすいし、お笑い系の君にはウチの方が合ってると思う(笑)
君のことを第一に考えてくれた野口会長には感謝してるよ。

T 何カ月後かに、アマ試合会場でお会いしたときに「俺を後悔させろよ」と野口会長から 言われました。

M そう、それが恩返しやで。ウチはどうや? 

T Dropoutの人たちはフレンドリーで、いろいろと教えてくださるので親しみやすいです。

M 鹿児島の高校卒業後に就職でこっちに来たんやね。

T はい。滋賀が本社なんですが、数年後に鹿児島に工場を開設するということで就職しました。
 でも今は最低10年くらいはこっちでキックボクサーとしてやりたいです。

M ソフトボール選手だったとか。

T 小学校から高校三年まで、ほとんどの時期やってました。

M なぜキックを?

T K-1MAXを観て憧れたのと、体を鍛えるためです。

M 運がよかった面もあるけど、入門1年ちょっとでプロテスト合格のジム記録を作ったね。

T ほんとに運がよかったです。これも尊敬するDropoutの選手たちのおかげです。

M それだけ?

T あ、もちろん会長もです(笑)

M よっしゃ(笑)どんな選手になりたい?

T お客さんが沸くような試合ができる選手になりたいです。

M その可能性は充分ある。頑張れよ。

 

 


 

葵 勇之進

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間宮(以下M)キックボクシングの魅力が「試合後の解放感」だって?

葵(以下A)はい。

M そんなつらいことなら最初からやるなよ(笑)

A いやいや、それとともに充実感もありますから(笑)

M キックを始めた理由は、君が勤めてる会社にヒノ拳が途中入社してきたから?

A それがなければキックボクシングと無縁の人生だったでしょうね。

M ヒノ拳より年下だけど会社では先輩。

A そうです。営業職なので初めのうちは同行していろいろキックの話を聴きました。

M 興味あったの?

A 中三まで野球、高校、大学はラグビーをやっていたので格闘技とは無縁でしたが 観るのは好きでした。

M で、ウチに見学に来た。

A Dropoutだけでなく、他のジムも見学に行きました。

M 見てみてどうだった?

A キックとかボクシングなんかは、10代20代でプロを目指すひとやプロ選手だけが やるものだと思ってましたが、そうでもなかった。

M 実際はオッサンたちもいた(笑)当初はそんなに熱心にも見えなかったけど。

A あの頃は体重が66Kgもありました。今は通常で57~58Kgですが。
 しんどくて毎日は動けなかったし、運動不足解消程度だったかもしれません。 会長からよく「ペチペチパンチ」とバカにされました(笑)

M (笑)あの頃はひどかったな。今みたいなハードパンチャーになるとは全然思わんかった。 それが真剣に練習するようになったのは?

A お世辞ではないんですが、会長がアマチュア試合に出られたのを観てからです。

M ああ、西尾の代わりに急きょ出たあれね。 西尾がエントリーしてたんだけど、彼の会社のひとがケガして出られなくなった。
 試合まで10日ほどしかなくて、代わりが見つからなければ試合が流れて相手選手に迷惑かけるんで出た。
 体重も65Kg契約だったんで5Kgほど落とせばOKだったし。 なにより既に西尾が払っていた五千円で試合できるのが魅力だった(笑)

A 感動しました。
 確かに押されまくってましたけど、ダウンはなくて「なにがあっても倒れない」みたいな 気持ちが伝わってきました。
 3分2ラウンド終わって、勝ちはないと思いましたが、そんなことはどうでもよかった。

M ありがとう。

A あれで歳なんか関係ない、自分でハードルを作ってはいけないと思いました。 あの時はおいくつでした?

M 確か51だったと思う。

A 僕は33だったので「やらねば」と思いました。

M その後は頑張ったね。 飲み会が終わったあとでロードワークした、って聞いたときはびっくりした。

A おかげさまで若い時の締まった肉体が甦りました。

M 野口康裕君(元NKBバンタム級王者、現京都真門ジム会長)のような選手になりたいというのは何故?

A 30歳を優に越してからチャンピオンになられたところが魅力です。
 歳を重ねても頑張っておられる選手はみんな尊敬します。

M 選手層の薄い、軽い階級を盛り上げる選手になってください。

ベム

ベム

 

間宮(以下M) 当てさせずに当てる選手が目標だとか

ベム(以下B) そうです。

M すでにその域に達してるように思うけど。

B いえ、まだまだです。

M 反射神経の良さや独特の間合い、タイミングの取り方は天性のものなの?

B 自分ではそうは思わないです。キックボクシングを始めて反射神経が良くなったのかなと。

M 具体的には。

B 海釣りが好きなんですけど、この間一緒に行った先輩が釣った魚をタモですくおうとした時、
  針が外れて僕の顔に向かって飛んできました。
  危うくよけたんですが、着ていたレインコートのフードに大きな針がささりました。
  キックやってて良かったなと(笑)

M (笑)高校時代はラグビーやってたとか。

B  はい。

M 格闘技経験は?

B まったくないですが、K-1など観るのは好きで、友達に誘われて入会したんです。

M 実際にやってみたら?

B 難しかったんでよけいハマりました。

M 風変わりなリングネームですが・・・

B 会長がつけたニックネームがそのままリングネームになったんじゃないですか(笑)

M (笑)昔アニメでやってた「妖怪人間ベム」に似てたから。でもベムやと思ってたのは、本当はベロやったけど。

B 今では誰も本名で呼ぶ人はいません(笑)

M Dropoutはどんなところ?

B 職場なんかと違ってみんな対等な立場だし、来れば元気になれる場所です。

M バンタム級の頂点も見えてきました。

B 頑張ってたどり着いて、ベムの名前を売りたいです。

M ベム特有のファイトでいっぱいファンをつかんでください。

ヤスユキ

ヤスユキ

ヤスユキ

 

間宮(以下M) プロレスが好きだったとか

ヤスユキ(以下Y) そうなんです。キックもプロレスごっこの延長で始めたようなもんです。(笑)

M 他になにかスポーツはやってたの。

Y 中学の三年間は野球です。

M 高校に入ってからキックを?

Y そうです

M 好きなレスラーは?

Y 武藤啓司と大仁田厚です。

M 時代が違うなぁ。オレの時代は猪木が神様やった(笑) ふたりのどんなところが好き?

Y 武藤の華麗さと大仁田の泥臭さです。

M 対照的やね(笑)

Y そうです(笑)

M 得意技はポーカーフェイス?

Y はい(笑)

M パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザがトータルにできてしかもすべてが水準以上のレベル。その上でのポーカーフェイス

Y ええ(笑)

M Dropoutのいいところは?

Y いろんな意味で風通しのいいジムだと思います。

M 逆に欠点は・

Y 特に思い当たりませんが、自由なジムだから、自分自身に厳しくなければ強くなれないんじゃないでしょうか。

M そうだよね。僕はみんなをサポートする立場やけど、やる気のないひとに無理やりやらせてもしょうがない。

Y ジムに貼ってある「三年後の自分の為に稽古する」。

M あぁ、現貴乃花親方の現役時代の言葉。すごく感銘受けて貼ったんやけど。

Y 実際そういう経験があるんです。ある練習してたんですが、
  一年ほどしたある時ふと出来て「あ、これだ」と思いました。

M なるほど。僕は日々の進歩は見えにくいけど、積み重ねていけば大きなものになる、っていう意味に解釈してる。
  何事にも当てはまるし、多くのひとが昔から言ってるシンプルな意味やね。

Y そうですね。

M 僕はジムを、如何に選手にモチベーションを与える場にできるかを第一に考えてる。
  それができれば70~80%仕事は終わったと思ってる。

Y 馬を水辺につれていけても水を飲ませることはできませんものね。

M それ、だいぶ前に「へたよこ」に書いた(笑)

Y (笑)

M キックの魅力は?

Y 日々の成長を実感できることです。 独身なので子供はいませんが、子育てのような感じがします。

M どんな選手になりたい?

Y 誰も手の届かないような選手です。

M これからもDropout、NKBを引っ張っていってください。

西尾ヒロカヅ

間宮

西尾

 

間宮(以下M) キックを始めたキッカケはおじいさんだとか。

西尾(以下N) そうなんです。祖父がキックボクシングが大好きで、試合に出て喜ばせてあげたかったんです。

M ええ話やなぁ・・・

N でもプロで頑張ってみようと思ったのは会長に出逢ってからですよ。それまではアマチュアでいいと思ってました

M ホンマかいな・・・

N 見事にノセられました(笑)

M キックの魅力は?

N 勝ったときの嬉しさ。生きてていちばん嬉しいです。

M ロールケーキ一本まるごと喰いがいちばんの幸せちゃうんかいな(笑) 逆につらいことは?

N 減量と痛いこと。

M (笑)キックをやめようと思ったことは?

N リングに上がる直前はいつも思います。神経質で小心者ですから。

M そうは思えんけどなぁ。あの激しい戦いぶりからは。「魂で戦う選手になりたい」ということですが。

N はい。自分は決して器用な選手じゃないんで。

M いやぁ、今までの何戦かは思い切り会場を沸かしたよ。でもノッてない時と落差が激しい。

N 会長の喝があると燃えます。

M わかりました。ビシバシ喝入れます(笑)

N お願いします。親父のように信頼してます。酒好きでデタラメな会長ですけど(笑)

M なんやそら(笑)

N マジでキック始めて、Dropoutに入ってよかったです。みんな仲いいし、厳しい練習の中にも笑いがあって。
  人生の幅が広がり、何に対しても積極的になれるようになりました。
  自分が自分(西尾弘一)で良かったと思えるようになりました。

M ケーキバイキングで積極的にならないようにね。

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